私の実家は塩辛をご飯に乗っけて食べる家だった。イカのコリコリ感としょっぱさとちょっと生臭さ。お米が進む美味しいおかずだった。朝から塩辛ご飯とか食べてた。美味しかった。
それがあんまり一般的なおかずじゃないらしいと知ったのは旦那と結婚して子どもが生まれてからだった。なんでそんな会話が出たのかもよく覚えてないけど、多分上の子の食が細かったことを気にしていろいろ旦那と話してた時のことだと思う。もちろん子どものおかずにするつもりはなかった。
「うちは塩辛お米に乗っけて食べてたな〜」
って言ったら旦那がギョッとしてた。そんなにか、と思った。我が家と旦那の実家のギャップの問題なのかもしれないけど、少なくとも私と旦那の食文化には大きなギャップがあったらしかった。
旦那とは大学で出会って4年友達、4年付き合って結婚して、子が生まれた頃にはもう知り合って10年は経っていたけど、そんなんでもまだ知らないこととかギャップとか出てくるんだなぁって新鮮に思った。良い悪いじゃなくて、おぉ!って発見みたいな感じ。ちょっとワクワクする感じ。
知らなかったことを知るのって、付き合いが長くなるほど機会が減ると思うんだ。でもまだまだなんだなって思った。お互いの全部を知って晒したいとは思わない。けどこういうなんかちょっとした、小さいギャップを知って埋めていく作業って楽しいなって思った。
なんでこんなこと思い出したかって今塩辛食べながらお酒飲んでるからです♡塩辛おつまみに飲むの最高に美味い♡♡酔っ払いより♡♡
コメント