遅ればせながら読みました〜。
タトゥー。ね、もうそこにスポット当ててる時点でナミさんの話。因縁を消して新たな決意を刻んで一味として旅に出たココヤシ村のエピソードが詰まった象徴じゃないですか。ルフィの帽子、ゾロのピアス、ナミのタトゥー、サンジのまゆ毛って一味の4大象徴でしょ?(そうなの?)
だからね、この小説はナミさん意識の話だと私はそう解釈しました。
一味がそれぞれにわらわら描きあってる様子はとても可愛らしくてほっこりだったー。船の上で平和なひとときを過ごす一味って癒しだよね。
問題はゾロナミね。
昼寝してリラックスしてるゾロ、の脚!脚に描くってなにそれ普通なの?距離近いよねどう考えてもね!?みんな腕とかだよ?????脚なの!?
足首のタトゥーってなんか意味あんのかと思って調べたけど大したの出てこなくて、でもね、「官能的な印象」を与えるんですって。多分女性向けのタトゥーのサイトだったけど、脚になんか模様入れるって、そういう作業をそこにするってそうよね〜って納得しちゃった。
ちなみにアンクレットだと右足首は恋人募集中、左足首だと既婚!恋人います!なんだとか。
ってことは左足首に(とは書いてないけど)みかんと刀モチーフのタトゥー入れるってさ、はいーゾロナミゾロナミ。ごちそうさまです。
オデッセイやってないからアディオさんとリムちゃんと一味の関係はあんまりよく分かってないんですが、一味以外のお客さんが同乗しているところでそんな夫婦の象徴みたいなの描いちゃうってナミさんもなかなか独占欲あるんだなぁってにんまりしてしまったよ。我関せずっぽく昼寝してるゾロだって完成したらタトゥー気に入って消えないように気をつけてるとかさ、むっつり喜んでんの可愛すぎかて。
本編でなかなかスポットが当てられないけども、小説とかワンピースパーティとかスピンオフ的な作品でしれっと絡みが出てくるじゃないですか。わざわざな絡みじゃなくてさりげなくしれっと当たり前のように。そう、当たり前なんですよね。船の上でゾロとナミさんが絡んでるのって。だからこそ日常を切り取られてしまうとついポロっと出てきてしまうゾロナミちゃん。素晴らしい小説でしたね。潤いました。
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