読んだー。
FILM REDを挟んでのこの巻は本当に、もう、味わい深いです。
いろんな伏線がガシガシ回収されているのはもうなんだか理解が追いついていないんだけど、やっぱりワノ国、作者肝入りの物語だけあって過去と現在と未来を結んで『ワンピース』という作品自体を紐解いていく、そういう一大事だったなと改めて。
印象深いところはニカの戦闘シーン。雷を掴んで「ゴムゴムの雷!」って本当ふざけてて好き。尾田先生がルフィの能力を一番ふざけた能力に、と選んでいた(はず)ゴムの力をこの局面でもしっかり出してきてるの、ぶれないよね。どこまでも楽しそうに戦いながら、カイドウに勝つ理由はお玉ちゃんとの約束。そういうところだよ〜好きにならない理由ないでしょ。
物理的な力だとか戦闘能力だとか、そういうのももちろんだけど、芯の強さが本当カッコいい。最初からそうだったもんね。誰かのためにの時が一番強くなるところ、好きになっちゃうでしょ。
ヤマトくんがモモとルフィを迎えて言った言葉に大きく頷きました。
あとは赤鞘の皆さんとモモくんが将軍家として戻ってきたところ。20年。待ち侘びた人たちの歓喜も、その時間をすっ飛ばして全部背負わなければいけなくなった8歳のモモの助の覚悟も、尊い。尊い話だなワノ国。
緑牛が来たところもさ、人の手を借りずに自分たちだけで国を守らなくちゃいけないって、こだわってもがいて攻撃出してるモモくんに泣いたよね。背負うには重かろうその責任を、それでもいくつかの戦いを経て着実に自分のものとして受け入れていて、まだ8歳だよ。怖いだろう逃げたいだろうに。それでも立ち向かったから救いがあったんだよね。
ああいう出方するのほんとずるいの赤髪さん。
「新時代」という言葉の意味が、REDあっての新時代と思うとねぇ、苦しくなる。
それぞれが望む新時代、どんな形になっていくのかな。楽しみだし不安だし、終わりに向かうのは淋しいけど。最高に面白い作品に出会えたことには感謝しかないです。この先もまだまだまだまだ楽しみ!!!
全然ゾロナミ視点なしの感想で浅っさい感想ですけども、読み終わったところで書き留めておきたかった。今回も泣いた〜鼻水垂らしながら読んだ〜。
最後の三強が控えてるシーンもなんか格が違うなって、思えて。四皇だもんねぇバギーもだけど。いや本当今後とても楽しみです。
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