102巻感想

 読みました〜!(単行本派です)

 やーやっぱり面白いなぁワンピース。これほど気持ち良い伏線回収あります?って思いました。ゾロのところね。刀それぞれとの思い出?を回想しながら村のジジイのこと思い出して、さ。ね。
 3刀ともそれぞれ思い入れがあって、出会いの時とジジイの言葉と今までの経験とがぐるぐるっと巡って、繋がってなかったはずのそれらがぴーんと繋がる感じ。推理小説かっ!って思ったよね。推理小説とかミステリーが好き。
 いやそれくらい気持ち良い繋がり方だったなって、思いました。

 ゾロの体型ってとある精神科医に言わせると粘着質な気質を持つらしいのですがね。粘着って言うとなんかしつこそうな感じするけどさ、要は一途ってことじゃない?
 一つの約束に一途に、一つの道を愚直に極め続けるゾロってやっぱそうなんだろうなって納得しました。

 あとサンジくん!!!
 3月のご挨拶読んでくれた方は知ってるかもだけと、サンジくん大好きなんですよね、あの底知れない優しさとか飄々とした雰囲気の裏にあるどこか自分を諦めてる感。
 でも今回さ、あの兄弟たちみたいな怪物になりたくないって心から思って、自分であることに執着してたじゃない?
 あれ本当、ルフィに出会ってここまで旅してきたからこその言葉かなと思う。WCIで一度夢も仲間も諦めて自分殺す覚悟したはずなんだよサンジくん。でもこの前ロビンちゃんに助け求めたのといい、今回自分の人格に執着したことといい、ゾロに自分のその後を託したことといいさ、本当、この今の人間らしいサンジくんがいいと思ってそこにしがみつきたいと思った結果だと思うんだよね。
 そういうふうに自分を、自分の存在を認めて大事にしたいと思えたサンジくんに、よかったねぇって思いながら涙しました。命も大事にと思いました。
 
 ここ最近のワンピース本当しんどいのと感動と熱いのといろいろごちゃ混ぜで、1話ごとに本気で涙流してるのでなかなか読み返すの勇気いるのよね。
 だから一度読みの涙で滲む視界で凝視した内容を思い返しながら書いたことなので、ちょっと?なとこあっても見逃してください。

 ヤマオも活躍してたしスーロンの親分たちの活躍も良きだし、なによりももちゃんの成長が大変なことになってて、思い出すだけで涙滲むんですが(涙腺バカ)、一味のとこに焦点当てて感想でした。

つぶやきますか?
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oniwa

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